コハクチョウ |
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■湖白がこども病院のICUに入院してすぐ、「白鳥湖に白鳥が飛来した」とテレビのニュースで知りました。その時にはじめて豊科町に白鳥が飛来することを知りました。埼玉からじいちゃんばあちゃんが来てくれたときに、真白を連れて飛来地である犀川へ行ってみつと、白鳥がたくさんいた。野生の白鳥を見るのは私も初めてで白鳥の多さにびっくり。天気が良かったこともあり、大勢の人達が白鳥を見に来ていた。白鳥の種類が書いてある看板には「コハクチョウ」と書かれていました。豊科町にコハクチョウが飛来してくると同時期に湖白がこども病院に来たことが偶然当てはまり、不思議な感じがしていました。 |
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毎日新聞 <長野版> 2004年4月15日 木曜日 より抜粋
コハクチョウの幼鳥2羽、北へ帰らぬまま 地元の人は心配−−犀川ダム湖 /長野
◇はぐれてしまった?地元の人たちは心配
桜や桃の花が咲き、春本番を迎えた豊科町の犀川ダム湖で、越冬をした“冬の使者″コハクチョウの幼鳥2羽が北へ帰らないまま居残り、地元の人を心配させている。【神崎修一】
ボランティアで世話をしている「アルプス白鳥の会」(原とみ子代表)によると13日午前7時ごろ、最後までとどまっていた34羽のコハクチョウの群れが一斉に北へ向けて飛び立ったが、5分もたたないうちに幼鳥2羽がダム湖に舞い戻ってきた。2羽にけがはなく餌も元気に食べており、なぜ戻ってきたかは不明。
今年初めて同湖に飛来したカナダヅル1羽も14日現在、居残ったままで、幼鳥2羽と上空を飛び回る姿が見られる。コハクチョウの滞在期間は00〜01年の171日が最長だったが、今季は14日で174日となり、記録を更新している。
湖畔では「可哀そうだでね。はぐれちゃって」と話し、心配そうに眺める人の姿も。原代表は「けがをしているわけではないので保護するわけにもいかない。心配ですが、今は見守るしかない」と話している。 |
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■2004年5月1日(土)に湖白は自宅のある埼玉県川越市に戻りました。不思議なことにコハクチョウが例年よりも長く犀川にいたようで、4月15日の毎日新聞<長野版>をみると、今年はその時点で滞在期間の記録を更新しているそうです。最終的にどうなったのか分かりませんが、きっと湖白が飛び立つのを待っていてくれたのかもしれません。ものすごいこじつけですが、勝手にそう考えています。 |